「出産前の体型に戻りたい！」
「産後の体調が良くない」
　というママに向けて、
”産後骨盤矯正”を勧めるメッセージは多くあります。

 しかし、間違った情報も多いので注意が必要です。

 女性の”美”や”健康”と関連づけられることが多い
「骨盤」ですが、 実際はとっても頑丈なんです。
「骨盤の形が変わる…」なんてことはありません。

 では、
「産後の骨盤矯正」は
   なぜ必要なのでしょうか？

「骨盤」は３つの骨から形成されており、
 頑丈につなぎ留められています。
 可動域（関節の動く範囲）も狭く、
 わずか3ミリ位しか動きません。
 これくらいの歪みなら大丈夫だと軽視しがちです。

 ところが!!

 このわずかな可動域が狭くなると、
 腰は反れなくなり、
 座っているだけで痛くなります。


 だから、「産後の骨盤矯正」は
「わずか３ミリの可動域を取り戻す矯正」
 でもあるのです！！


 骨盤の中には「膀胱」「子宮」「直腸」が入っており、
 内臓を守る働きをしています。

 また、自律神経や坐骨神経が密集しており、
 骨盤は、
「大切な物をたくさん入れたバケツ」
 のようなものです。

 ですから、
 わずかな歪みがカラダには大きく影響します。
 産後に骨盤の動きや筋肉のゆるみを元に戻すことは、
 その後のカラダにとって大きな意味があると言える
 でしょう。


 産後は、靱帯や筋肉が緩んでいるから、
 正しい位置に戻す絶好のチャンスです。

 産後の今だからこそ、骨盤・股関節・筋肉・神経・血液
 循環を良くして、出産前のカラダを取り戻しましょう。